こんにちは!嶋田コータローです。
兵庫県明石市にある藤江屋分大さんの「紅白時雨万頭」。
兵庫県明石市といえばタコやアナゴ、そして玉子焼(ぞくに明石焼といわれる)が有名な地域。
観光客も多く、駅の周辺や魚の棚商店街にはカメラをぶらさげた人たちを見かけます。
と、わたしもそんな一人になり明石市を散策し、次なる諸国饅頭記の和菓子屋さんを探しました。
しかし、探すまでもなく明石市には藤江屋分大という老舗があるのを思い出しましたので、そちらへ行くことにしました。
藤江屋分大
藤江屋分大さんの創業は1818年。いまから300年ぐらい前ですね。地元ではかなり有名な和菓子屋さんとのこと。初代当主が創案した丁稚羊羹が代表銘菓。
老舗感・高級感のあるお店で、お店の周辺とのギャップによい意味で少し驚きました。
わたしは兵庫県に引っ越してきて初めて分大さんのことを知りました。本店を含めて店舗は4店で、いずれも明石市と神戸市のみです。
なので、全国的に見れば知らない人も多いんだろうなと思います。知る人ぞ知るお店というかんじでしょうか。
▼お店に入ってすぐの左手に陳列された見本菓子
▼丁稚羊羹と、分大さんの名物「めで鯛もなか」
▼お店に入って右手にはひとくち羊羹などが並んでいます
▼奥へ進むとスイーツを食べられる食事処があります
店内に食事処があるということで、そちらでおしるこを食べることに。が、残念ながら満席。
大胆というか失礼というか、購入するお菓子を食事処の待合席で食べられないかどうかお店にお願いしました。(高級店でそんなことしていいのか知らないけど)
内心ドキドキして待っておりましたら、「いいですよ~♪」と快く承諾してくださいました。
駅の待合室のような扱いをしてしまい申し訳ないと内心思いながら、ご厚意に感謝してそこで食べることに。
わたしが購入したのは以下の3品。
- 紅白時雨万頭
- 白玉しるこ
- 栗大福
紅白時雨万頭
しっとりした生地の中にこしあんが入ったシンプルなまんじゅう。
山芋が使用されていることもあり、生地が鹿児島名物かるかんのような香り。
香りがよく、食べていて穏やかな気分になるおいしさです!
白玉しるこ
特に理由はないのですが、なぜかいままでスイーツ処のしるこを食べる気になれませんでした。なんかインスタントっぽい感じがするというか、安っぽい感じがするというか。まぁ実際は食わず嫌いのようなものなんですが。
今回は妻のチョイスということもあり、食べてみることに。
正直なところ、これまでの自分の選択を後悔するぐらいの抜群のおいしさ。あぁ、もっと早い時期にしるこを食べておけばよかった・・・
ちょうどよいもちもち感の白玉。そして非常になめらかなあんがとてもおいしいです。おかわりしたいレベルですね。
栗大福
中には大きな栗が一粒入っています。栗のホクホク感と求肥のもっちり感がいい具合にマッチしています。
甘みはそれほど強くないので、甘ったるいのが苦手な人にはいいのではないかと思います。
わたしが購入したのは9月上旬でしたので、季節感のある和菓子を購入でき満足でした。
* * * *
今回は饅頭記ということもあり、紅白時雨万頭をメインに購入しました。
ただ、このまんじゅうは「敬老饅頭」と表示されていましたので、敬老の日の時期しか販売していないかもしれません。
藤江屋分大さんの代表銘菓は丁稚羊羹ですので、次回訪れる機会があればそちらをいただこうと思います。ちなみにおみやげサイトOMIYA!には、丁稚羊羹やめで鯛もなかを食べた感想記事がありますよ。
アクセス
藤江屋分大本店までは明石駅から徒歩で5,6分です。
▼本町商店街にあります。
▼商店街の通りに看板が出ていますのでわかりやすいですよ。
店舗情報
- 住所:兵庫県明石市本町1-12-17
- 電話:078-911-3635
- フリーダイヤル:0120-025-355
- 営業時間:9:00~17:30
- 定休日:毎週火曜日
- 公式サイト:藤江屋分大
コメント