今回の舞台は福島県。
福島県に日本三大まんじゅうのひとつがあるのを知っていますか?
日本三大まんじゅうとは、東京・志ほせ饅頭、岡山・大手まんぢゅう、そして福島・柏屋薄皮饅頭です。
饅頭好きの父への帰省土産にしようと決意したほど、リピート必須の饅頭です。(わたしが住んでるのは兵庫だけど笑)
一見、どこにでもありそうな見た目の饅頭ですが、三大まんじゅうと呼ばれるだけの風格・歴史・味を備えていますよ!
ということで、柏屋薄皮饅頭を紹介します~。
柏屋薄皮饅頭の歴史は160年以上
柏屋薄皮饅頭は、薄い皮の中にたっぷりのあんが入った饅頭。福島県の菓子店「柏屋」が手がけています。
誕生は、お店の創業とおなじ1852年(嘉永5年)。160年以上にわたり食べられてきた饅頭なのです。
160年ってピンときませんよね。歴史的な出来事でいえば、黒船来航。
1853年にペリー率いる黒船が江戸湾にやってきたことは、歴史の授業で習ったと思います。
その頃に柏屋薄皮饅頭が生まれたと考えると、歴史を感じるのではないでしょうか。
今回食べたのはこしあんです。(つぶあんも販売されています)
個包装も独特の包み方がしてあって、この手の一般的な饅頭のようにピタッと包装されていません。
ふわっと包まれている感じ。この包み方をすることで、饅頭の生地がやわらかく保たれているのかなと思ったんですが、どうなんでしょうかね。
ひとつの大きさはこのぐらいで、ふた口以上で食べるサイズかな。
ずしっとした重みから、作り手の思いを感じる・・・・・・ような気がしました。
人によっては「ちょっと大きいかな」と思うかも。(このサイトを見ている饅頭ファンであれば余裕でしょうけど)
小さいサイズの柏屋薄皮小饅頭も販売されていますよ。
【食べた感想】なめらかなこしあんが絶品の柏屋薄皮饅頭
柏屋「薄皮」饅頭との名前どおり、本当に皮が薄い。ほのかに黒糖の風味がします。
包装されたタイプのお土産饅頭って、どうしても生地が硬くなりがちですが、こちらは全然そんなことがないです。
しっとりやわらかくて「あら、さっき作ったのかな?」と思うぐらいですよ。
がぶっとひと口食べると、すぐにこしあんにつぶかります。
「薄皮」モグモグとほおばっていると、あんこがどんどん前に出てきて、皮の存在を忘れるくらいです。
こしあんがなめらかで、想像以上にさらりとしていて、くどくないところに好感が持てます。
これはパクパク食べてしまう・・・・・・ 一緒に食べた妻も絶賛していまして、我が家のお取り寄せお菓子のリストに入りました。
冒頭にも書きましたが、一見、どこにでもありそうな饅頭に見えますが、食べてみると「あら、これはちょっと違う」と感じると思います。(大げさでもなんでもなく)
あんこが絶品なので、ぜひ食べてみてください~。
柏屋さんには萬寿(まんじゅう)神社があるそうなので、いつか行って、薄皮饅頭を食べながら巡ってみたいなぁ。
*柏屋さんの萬寿神社は、奈良県にある、饅頭の祖・林浄因が祀られている「林神社」の分社です。
柏屋薄皮饅頭の賞味期限・値段・カロリー
【賞味期限】
- 製造日より8日間
【値段】
- 8個入り1,080円(税込)
【カロリー】
- 1個あたり96kcal
柏屋薄皮饅頭はどこで売ってる?東京は?
柏屋薄皮饅頭は、福島県郡山市を中心に販売されています。
東京都豊島区に、柏屋直営店「柏屋東京」がありますよ。大塚駅から歩いて1分ぐらいです。(現在はコロナの影響のため休店中)
オンラインショップでも買えますよ
以下のショップで販売されています。
- 柏屋オンラインショップ
- 柏屋 楽天市場店
- 柏屋 Yahoo!店
- 柏屋 Amazon店
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