今回の舞台は、九州・佐賀県の伊万里市。
九州北部を旅行するのであれば、一度は食べてもらいたいのがエトワールホリエの「伊万里焼饅頭」です。
わたしの中では饅頭界の中でも別格の存在で、知る人ぞ知る銘菓といってもいいぐらい。
販売店が限られているので入手が困難というのもあってか、意外と知らない人が多いですね。
ということで、伊万里焼饅頭を知ってもらうべく、紹介していきます!
実家がある長崎帰省のついでにお店行ってきました!本店マニアのわたしにはたまらない佇まいのお店でした。
エトワールホリエの伊万里焼饅頭
伊万里焼饅頭を手がけているエトワールホリエの創業は、1900年(明治33年)。
佐賀県伊万里市に本店があり、有田焼で有名な有田町には支店も。(陶器市のときに寄ってみてね)
お店の外には「お菓子で作った伊万里のウインド美術館」の看板が。窓をのぞいていると、お店の方がブラインドをあげてくださいました。
立派な焼き物だな~と思っていましたら、なんとこれお菓子でつくられているのです!
本当によくできてますよね~。何も言われなかったらふつうに焼き物と間違えちゃいます。
焼菓子やケーキなど魅力的なお菓子がずらり並んでいます。今回は「伊万里焼饅頭」と古伊万里を購入しました。
伊万里焼饅頭は焼き物をイメージしてつくられた
伊万里焼饅頭は、伊万里焼きをイメージしてつくられています。
饅頭の名前にぴったりな個包装のデザインも素敵で、あじがありますね。
過去にはJAL国際線ファーストクラスの機内食として採用されました。
大きさはこのぐらい。饅頭の表面がひび割れているように見えますね。
形が崩れてこうなってるわけではありません。
伊万里焼の氷裂文(ひょうれつもん)をイメージしてデザインされているのです。(氷裂文というのは、伊万里焼独特の、氷がひび割れたように見える柄)
伊万里焼が饅頭で再現されていて、見た目だけでも味わい深いものがありますね。
饅頭を巻いてある紙もよく見ると可愛らしくてオシャレ♪
【食べた感想】伊万里焼饅頭は和洋菓子の味わい!
まずは伊万里焼き饅頭のサイズ感のよさに星5つ。饅頭は大きすぎず小さすぎずがマイベストなので、文句なしに合格。
生地の表面がややサクッとしていて焼菓子の香ばしいにおいです。真ん中にポツッとあしらわれているクルミが、生地と一体となっていて美味しい。
中に入っている黄身餡は思ったよりもさらりとしていて、口のなかでモゴモゴならないのが高ポイント。
たっぷりの餡子の和菓子要素の強い饅頭ではなくて、どことなく洋のテイストもあります。コーヒーとの相性もいいですよ~。
個包装+お菓子の形状にもこだわってつくられた伊万里焼饅頭。お店のショーウインドウもとても素敵なので、ぜひ伊万里焼饅頭を食べるためだけに本店へ行ってみてください!
- 好き度:★★★★★5
- おすすめ度:★★★★★5(こいば食べんば九州に行ったって言われんばい)
マツコの知らない世界に登場した伊万里焼饅頭
2018年9月に放送されたマツコの知らない世界で伊万里焼饅頭が紹介されました。
わたしは番組を見ていまして、思わず「おーっ!」と声が出たのを覚えています。
マツコさんも「皮の部分良いね。美味しい♪」とおっしゃっていましたよ。
▼伊万里焼饅頭を含め、そのときに登場した饅頭をわたしの別ブログで紹介しています
伊万里焼饅頭はどこで売ってるの?
エトワールホリエ本店、南支店、有田店、道の駅伊万里ふるさと村で買えます。
いつまでのことかわかりませんが、2019年8月時点では、福岡空港国内線の搭乗ゲート内にある「BLUE SKY」で販売されているようです。以下の新聞記事にのっています。
以上、伊万里焼饅頭の紹介でした\^o^/
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