こんにちは!嶋田コータローです。
兵庫県たつの市にある櫻屋さんの「うす口醬油饅頭」・・・と鮎のすがた焼きをご紹介。
たつの市は兵庫県南西部にある人口約75,000の町です。
たつの市の特産を知ってますか?
今回訪れて初めて知ったんですが、たつの市はうすくち醬油の発祥地なんです。なので、醬油がとくに有名。
世界初の醬油資料館もあります。資料館マニアにはたまらない、散策しがいのある町ですよ。
そんなたつの市で長い歴史をもつ和菓子屋さんを見つけ、まんじゅうもありましたのでいただきました。
櫻屋
外観が異彩をはなっている櫻屋さん。看板をよーく見てみますと、なんと創業嘉永三年。西暦でいうと1850年ですね。代表銘菓は、たつの名産のうす口醬油をつかった「うす口醬油饅頭」です。
お店の名前が入った看板から歴史が感じられますが、わたしはグリコとオロナインの看板も気になってしかたなかったです。(上のお店写真) これほしいんだけどなぁ。けっこうキレイな状態のグリコでしたよ。
▼木枠のドアを開け入ってすぐ
160年以上の歴史をもつ櫻屋さんは、現在6代目とのこと。応対してくださったのは7代目となられる方でした。
とても丁寧で親切に接してくださる方で、写真撮影やブログでの紹介を快くオーケーしてくださいました。
▼店内入って右手
▼長い歴史を感じる店内は落ち着いた雰囲気
▼おもちゃコーナーも
来店するこどもたちがくぎづけになるそうです。こどもにとっては、まんじゅうよりこっちやろうなぁ
うす口醬油饅頭
まんじゅう生地にうす口醬油が練りこんであるためか、まんじゅう皮の色が白ではなく、かなりうすーい茶色。
鼻をちかづけると醬油のいい香り。まず皮だけ食べてみたところ、醬油の風味がけっこう感じられます。
なかのこしあんと一緒に食べると、あんの甘さと醬油がまざり、塩気があっておいしい!
こしあんがたっぷり入ってるのもいいですね。あんの量が少ないと醬油の主張が強くなりすぎるのかなと思いました。ほんのり塩気のあるまんじゅうってやみつきになる~。
鮎のすがた焼き
たつの市を流れる揖保川(いぼがわ)は鮎釣りができる場所として有名なんです。そんな揖保川を泳ぐ鮎をモチーフしてつくられたのが「鮎のすがた焼き」。
まるで焼き魚みたいな外見ですね。本物の鮎の塩焼きにそっくり~。焼き加減、塩加減もめっちゃリアル!まぶされた味甚粉(みじんこ)がいい雰囲気だしてますね!
触るともちっとした触感。そう、鮎のすがた焼きは餅菓子なんです~。
▼きるとなかにはこしあんが
この手のお菓子って見た目だけで味は・・・というのもありますが、こちらはかなり本格的につくりこんであります!やや硬めのもちっとした食感とこしあんがよくマッチしていておいしいです。
見て楽しい食べて美味しい、地域色がよくでた和菓子ですばらしい!
* * * *
今回はじめてたつの市を訪れ、老舗・和菓子屋さんを知れてよかったです。こういうとき車があると便利ですよね。あちこち走って意外な場所で名店を見つけることがあります。
櫻屋さんの「うす口醬油饅頭と鮎のすがた焼き」、とても魅力的な和菓子なので多くの人に知ってもらいたいなぁ。
アクセス
店舗情報
- 住所:兵庫県たつの市新宮町新宮594
- 電話:0791-75-0133
- 営業時間:7:30〜18:30(日曜日は11:00まで)
- 定休日:日曜日午後
- 公式サイト:櫻屋、櫻屋Facebook
駐車場情報
わたしが訪れた2018年2月時点では、櫻屋さん近くの横田医院の駐車場を使用できました。
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