こんにちは!嶋田コータローです。
長野県へ行ってきましたので、喜世栄さんの「喜世栄まんじゅうとそばまんじゅう」をご紹介~。
喜世栄
喜世栄さんについては何の前情報もなく、善光寺周辺を散策しているときに見つけました。
いつも思うのですが、歩いていて突然和菓子屋さんに出会おうと、なんともいえない喜びがこみあげてきます。これはどこでどんな和菓子屋さんを見つけても同じ気持ちです。
あとで知りましたが、喜世栄さんは創業1935年。店名の喜世栄は、店主さんのお母様の名前に由来するそうです。
店内にはいりますと、ショーケースには和菓子がたくさん並んでいます。
ぱっと目に飛び込んできたのが「やしょうま」。初めて見ました。
お店の方にお聞きしたところ、お釈迦さんが亡くなられた日に食べる長野の郷土菓子とおしえてくださいました。米粉でつくった棒状の餅です。
あとで「あぁ、やっぱり食べておけばよかった!」と、ものすごーく後悔しました。まんじゅうメインの訪問ゆえ、また日保ちも短く、わたしの胃袋が中の小ぐらいですので泣く泣くあきらめたとです。でもでも、2回目になりますが、やっぱり食べておけばよかった~泣
ちなみに、やしょうまについて長野在住のOMIYA!ライターのゆうらさんがこんな面白いことを言っておられました。
やしょうまって郷土菓子なんだ…!
家庭で作ったやしょうまを交換する文化も地域によってはあるそう🌸 https://t.co/hGrWK8StJu— 柚木ゆうら🍎フリーライター (@yzk0829) 2018年3月14日
今後わたしはいつ「やしょうま」と再会できるのでしょうか。やしょうまを手に持つことはできるのでしょうか。やしょうまを食べて「あぁ、これがやしょうまか」と言える日は来るのでしょうか。
と、それはさておき喜世栄さんのまんじゅうの話をば。
喜世栄まんじゅう、そばまんじゅう
看板菓子の一つ「喜世栄まんじゅう」と「そばまんじゅう」です。まずは喜世栄まんじゅうから。
一見、ごくふつうの上用まんじゅうですが割いてみると・・・
まんじゅうの中が「まんじゅう皮、抹茶あん、粒あん」の3層になっているんです。
小ぶりサイズのなかに、さまざまな味わいがぎゅっと詰まっています。ペロッとひと口で食べたい気持ちをおさえて、この3層をじっくり楽しみました。まんじゅう皮がもっちりして美味しい~。
上用まんじゅうといえば、こしあんが主流かなと思うのですが、喜世栄さんのまんじゅうは粒あんです。珍しく感じるのはわたしだけでしょうか。
▼そばまんじゅう
素朴なそばまんじゅうは、コクのあるあんがしっかり甘く旨い!朝の10時にお茶と一緒に食べるそばまんじゅうは最高ですな。
帰り際にお店のパンフレットありますかとお尋ねしたところ、こちらをくださいました。
「手書きのものですみません~」と恐縮しておられましたが、いえいえこういう手づくり感のあるものがいいんですよ。温かい気持ちになり心が和みます。永久保存版として、クリアファイルに大切に保管しています。
店主の息子さんのお嫁さんが対応してくださり、とても親切に一つひとつの和菓子を説明してくださったのが印象的でした。
おかげさまで喜世栄まんじゅうとそばまんじゅうが、よりおいしく感じられましたし、おやきとやしょうまについても知ることができました。ありがとうございました!
アクセス
善光寺から徒歩約5分です。
店舗情報
- 住所:長野県長野市長野横沢町653
- 電話:026-232-7396
- 営業時間:8:00〜18:00
- 定休日:年中無休
- 公式サイト:なし
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