金沢駅からでている周遊バスで兼六園・金沢城へ行き散策し、そのごまたバスに乗りつぎは東茶屋街へ。
バス停を下り浅野川大橋にさしかかる辺りで、一軒の和菓子屋さんを見つけました。菓子店「はやし」さん。
すはま、どら焼き、わらび餅、水ようかん・・・などなど、入口ではおいしそうなメニューの数々がアピールしてきます。
同じく金沢市内の越山甘精堂さんで食べた氷室饅頭がこちらにもあるかなと思い入店。氷室饅頭というのは、石川県の郷土菓子で7月1日に食べられている饅頭です。
あ、入店した理由はもう一つあります。入口に「鮎焼き」の表示があったからです。
鮎菓子は初夏の風物詩。ちょうど和菓子女子・せせさんの「一匹でいいから初夏に鮎を食べて欲しい」を読んだばかりでしたので、これはひとつ鮎菓子も見てみようかと。
はやしの氷室饅頭
「ご旅行ですか?」「いつ来られたんですか?」と、気さくに声をかけてくださる店員さん。
はじめて入るお店ってちょっと緊張するので、話しかけてもらえ気分もほぐれました。氷室饅頭の白を1個と鮎菓子2つを注文。
氷室饅頭の大きさもお菓子屋さんによってさまざまですね。直径8センチほどのものもあれば、はやしさんのまんじゅうのように小ぶりサイズもあります。
手作り感まんさいで温かみを感じる氷室饅頭ですね。
なかにはこしあんがぎっしり。氷室饅頭はこしあんときまっているのでしょうか?
越山甘精堂さんの氷室饅頭もこしあんでしたね。粒あんはないのかな?
まんじゅう生地もあんも、身のつまったようなしっかりした食感と味わい。自宅に持ち帰りましたので、レンジで温めてふっくらを復活させて食べました。
生地はもちろんですが、あたたかいあんこはより甘味が感じられうまい!
若鮎
鮎をモチーフにしたお菓子。基本的に鮎菓子はどこのお店も、生地や中身が共通しているように感じます。
「カステラ生地で求肥をまいたお菓子」ですよ。お店によって体がスリムな鮎もいれば、お腹パンパンの太っちょ鮎もいます。
お店ごとに微妙にスタイルが違うから、並べて見比べ食べ比べるのも楽しそう。はやしさんの若鮎はシュッとしたイケメン風の鮎!
求肥もほどよく入っており、モチモチとカステラ生地の卵風味がうまい!
7月1日に食べられる氷室饅頭と、夏の風物詩である鮎菓子。2つも味わえて大変満足でした。
店舗情報
- 住所:石川県金沢市主計町1-10
- 電話:076-231-7517
- 営業時間:9:00〜19:00
アクセス
東茶屋街から歩いて行ける距離ですよ
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