岡山県の名物饅頭に「大手まんぢゅう」があります。
いまや、人気ぶりが「きびだんご」を追い抜いたともいわれている(わたしが勝手に言った)、岡山県の定番土産です。
じつは、大手まんぢゅうは日本三大まんじゅうのひとつなんですよ。
饅頭界のなかでは知らない人がいないぐらい、知名度の高い饅頭。
初めて食べたときには、1つの饅頭におけるあんこが占める割合の多さと、あんこの美味しさに驚いてしまいました。
そんな大手まんぢゅうを紹介していきます!
【きょうの饅頭】
岡山県の大手まんぢゅう。日本三大饅頭のひとつです。たっぷり入ったこし餡が美味しい〜!!#美味しい饅頭 #饅頭 #和菓子 pic.twitter.com/VBwBrTwTxS— 諸国饅頭記 (@manjuki78) June 24, 2020
「大手まんぢゅう」ってどんな饅頭?
大手まんぢゅうを作るのは、創業1837年の大手饅頭伊部屋(おおてまんじゅういんべや)
相撲部屋のような名前の店名からは、饅頭専門店の風格が伝わってきます。(ちゃかしてなくて、真面目に言うとります)
大手まんぢゅうは、自家製の甘酒を使った饅頭生地にたっぷりのあんこが入った饅頭です。
あんこの原料となっている小豆は北海道産で、定期的に小豆の状態を現地へチェックしに行くほど、原料にこだわっているのだとか。
そんな大手まんぢゅうには180年以上の歴史があり、いまや日本の饅頭界になくてはならない存在となっています。
梅柄のパッケージにも注目
梅柄で品のある個包装が魅力的です。
昭和の雰囲気を感じさせる、和菓子にぴったりな個包装だと思いません?
もちろん、マイコレクションの一つになったのは言うまでもありません。(パッケージマニアでして)
この梅柄は、お店の2代目の妻「大岸 梅」さんの功績を称えるものなんですよ。
2代目が亡くなり危機に陥ったお店をなんとかしようと立ち上がったのが梅さんだったそうです。
大手饅頭伊部屋公式サイトに、そのお話が載っていますので、興味がある人は読んでみてくださいね。
【食べた感想】甘酒香る生地とあんこの絶妙なコンビネーション
写真からわかるように、あんこが透けて見えています。極薄の皮の中に、あんこがたっぷり!
「これはもはやあんこを食べる饅頭なのでは?」と思ってしまうぐらい、あんこ・あんこ・あんこです。
饅頭皮1:あんこ9の割合になっていて、あんこ好きにはたまりません。ちなみにこしあんです。
見てください、このふちぎりぎりまで詰められたあんこを。
これだけ場所をあんこに占領されている饅頭の皮の気持ちとしては、どんな感じなんでしょうかね。
見た目はずっしりしている大手まんぢゅうですが、食べると意外にもさらりとした甘さなんです。
しつこい甘さはなく、饅頭好きでしたら2つぐらい余裕で食べられる美味しさですね。
と、ここまであんこのことばかり書きましたが、大手まんぢゅうを美味しくしているのは、あんこだけではありませんよ。
食べるときには、ぜひ饅頭の皮を堪能してもらいたいです。
自社で糀(こうじ)から作った甘酒に小麦粉を混ぜてできる饅頭の皮。
とても薄いのですが存在感がしっかりあり、ほのかに香る甘酒があんこの美味しさを引き立てています。
甘酒香る生地とあんこのコンビネーションのよさに惚れ惚れしますね。
大手饅頭伊部屋では作りたてを食べられるそうなので、次回はお店で楽しみたいと思います!
大手まんぢゅうの商品情報
【賞味期限】
- 7日
【値段】
- 10個入り864円(税込)
10個入り~70個入りまで、入り数のバラエティも豊富です。贈り物にも利用できますね。
【カロリー】
- 1個当たり95kcal
大手まんぢゅうはどこに売ってるの?
大手饅頭伊部屋の各店舗、公式オンラインショップ、岡山駅、岡山空港、山陽自動車道・吉備サービスエリア(上り)などで販売されています。
おまけ:大手饅頭伊部屋を取材しました
わたしがライターとして寄稿している、食と暮らしのメディア・macaroniで大手饅頭伊部屋を取材しました。
大手まんぢゅうの美味しい食べ方も紹介していますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
→ 日本三大まんじゅう「大手まんぢゅう」とは?魅力やこだわりを大手饅頭伊部屋に取材
以上、岡山名物「大手まんぢゅう」の紹介でした\^o^/
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